妊娠と出産

猫の出産について

2016/01/25

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image by taichi nishida (Flickr)

 

猫の出産は“安産”と言われていますが、何も起こらないとは言い切れません。

基本的に、出産のお手伝いはしませんが、出産中に何らかの問題があった場合は動物病院に電話をして指示を仰ぐなどの必要性が出てきます。

その為、陣痛が始まったら飼い主さんは近くで見守るようにしましょう。

ここでは、出産の流れ、出産中に問題が起きた場合の対処法について紹介したいと思います。

 

出産の流れ

①落ち着かない様子

飼い主さんに甘えだしたり、呼吸が激しくなるなど、とにかくそわそわして落ち着かない様子になります。

産箱(出産箱)をかきまわすのは出産が近いサインです。

②陣痛

陣痛が始まります。

産箱の中で体を伸ばして、いきみます。

③第1子誕生

陣痛開始後、約30分後に第1子が誕生します。

産まれたばかりの子猫は、透明な膜で覆われているため、母猫がなめて膜をやぶります。

膜をやぶりとることで子猫は呼吸をし、初めて産声をあげます。

④産後

第1子が産まれると、母猫はへその緒をかみ切り、分娩後に出てくる胎盤を食べて後始末をします。

その後、子猫の体をなめ、きれいになった子猫は母乳を飲み始めます。

⑤第2子以降の出産

猫は、一度の出産で2~6匹の子猫を産みます。

第1子を無事に出産すると、次の陣痛が10~30分間隔ではじまり、順調な場合は約15分おきに子猫を産みます。

すべての子猫を出産し終えるまで陣痛と出産を繰り返すので、最後まで見守ってあげましょう。

出産後は、母猫に食事を与えてあげてください。

 

出産中に問題が起きたときは・・・

一般的に猫は安産ですが、残念ながら難産になることもあります。

出産中に慌てず対処できるよう、起こり得る問題に備えておきましょう。

 

起こり得る問題 対処法
陣痛が長い(1時間以上続いている) 子猫が産道にひっかかっている可能性が高いため、すぐに動物病院に連絡して相談を。
仮死状態で産まれた まずは顔の羊水を拭い、両手で子猫を暖めます。

その後、呼吸をさせるために両手で子猫を持った状態で軽く横に動かしたり、指先で優しくマッサージするなどします。

産声をあげたら大丈夫です。

母猫の育児放棄 母猫は子猫が産まれたら体をなめるなど、お世話をし始めます。

しかし、育児放棄をしてしまう母猫もいるでしょう。

その場合は、飼い主さんが出産直後からお世話をする必要があります。

出産直後は、へその緒を切り、暖かいガーゼなどで母猫がなめるように優しく体を拭いてあげましょう。

(子猫の育て方は、「人口授乳の方法」「離乳食を与えるときは」「子猫の排泄方法」を参考にして頂ければと思います。)

 

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