応急処置

猫の応急処置①

2016/07/09

猫、暑くてグッタリしていました。

image by Yasunobu HIRAOKA (Flickr)

 

「思いがけないケガへの準備」の記事でもお話しましたが、猫は室内飼いをしていても骨折や熱中症などに巻き込まれてしまう可能性があります。

ここでは、ケガの種類別に応急処置の方法についてお話したいと思います。

 

ただ、応急処置をするにあたって、ひとつだけ気をつけて頂きたいことがあります。

それは、“応急処置をする前に動物病院の指示を仰ぐ”ということです。

自己判断で応急処置をしてしまうと、ケガの悪化につながってしまう場合があるので忘れないようにしましょう。

では、応急処置の方法について紹介していきます。

 

骨折

骨折している場合、足をひきずる、動かない、食欲がない、体に触ると嫌がるなどの症状が見られます。

骨折している部分に振動を与えてしまうと血管や神経を傷つけてしまう恐れがあるため、できるだけ動かさないようにします。

患部を割り箸や板などで固定し、タオルで体を包んで動物病院へ連れて行くようにしましょう。

 

やけど

調理中の台所や冬のストーブが原因でやけどをするケースが多いです。

全身に熱湯をかぶってしまった場合などは、すぐに水でぬらしたタオル(タオルでくるんだ保冷剤や氷嚢などでもOK!)で体を覆い、その状態のままなるべく体を動かさないように動物病院へ連れて行きましょう。

ただ、体が冷えすぎてしまうのも危険なので、38度以下になっていないか体温計で確認するようにしてください。

 

また、軽症のやけどの場合も、必ず動物病院を受診しましょう。

軽症でも、見えない毛の下がやけどしている可能性があります。

 

熱中症

高温な部屋での生活は、熱中症の危険があります。

特に、真夏に猫だけでお留守番をする場合や、車内、キャリーバッグの中などは要注意です。

息が苦しそうだったり、ぐったりしていたら、すぐに涼しい場所に移動させて水でぬらしたタオルで全身を覆ったり、氷嚢を首の後ろに当てて冷やしましょう。

ただ、やけどのときと同様、冷やし過ぎることによって体温を下げ過ぎないように注意してください。

 

熱中症の場合、水分補給をすることも大切です。

水や脱水用ドリンクを飲ませましょう。

また、特に重症の場合は、動物病院に連れて行きましょう。

 

出血がある

出血がある場合は、細菌の繁殖を防ぐために傷口を流水で洗ってガーゼで保護し、包帯で圧迫して止血します。

出血がとまらない場合は、傷口より少し心臓に近い部分をひもなどでしばって圧迫しましょう。

そのままだと血流がとまってしまうので、出血が落ち着いてきたらひもを解いてください。

また、ひどいときはガーゼなどでおさえて、出血部分を圧迫しながら動物病院へ連れて行きましょう。

 

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