応急処置

猫の応急処置②

YOKOSO コンセント

image by Odyssey (Flickr)

 

「思いがけないケガへの準備」の記事でもお話しましたが、猫は室内飼いをしていても感電などに巻き込まれてしまう可能性があります。

ここでは、ケガの種類別に応急処置の方法についてお話したいと思います。

ただ、応急処置をするにあたって、ひとつだけ気をつけて頂きたいことがあります。

それは、“応急処置をする前に動物病院の指示を仰ぐ”ということです。

自己判断で応急処置をしてしまうと、ケガの悪化につながってしまう場合があるので忘れないようにしましょう。

では、応急処置の方法について紹介していきます。

 

ひっかき傷

外に脱走してしまったときに他の猫とケンカをして帰ってきたり、複数飼いをしている場合などは、ひっかき傷ができてしまうことがあるでしょう。

もし、ひっかき傷ができてしまったときは、化膿を防ぐために傷口周辺の毛をハサミなどでカットしてから汚れを落とし、ガーゼに消毒液(または水)を含ませて患部を清潔にします。

患部にガーゼをあて、包帯で保護してから動物病院へ連れて行きましょう。

目に異常がある

涙がとまらない、充血しているなど、目に異常が見られるときは異物が入ってしまった可能性が高いため、水で目を洗ってみましょう。

ただ、猫が嫌がって逃げてしまう場合は、動物病院にお任せすることをお勧めします。

また、目から出血がある際は、ガーゼなどで止血して動物病院に連れて行きましょう。

目に異常がある場合、猫は気にして目をこすってしまいます。

それを防ぐためには、エリザベスカラーが便利なのですが、ご家庭に準備している方はあまりいないと思うので、猫の親指の爪だけは切っておくようにしましょう。

呼吸停止

鼻からの息がない場合、呼吸停止状態になっているため人工呼吸が必要です。

“猫を横向きに寝かせ、手で口をおさえて鼻の穴に3秒間息をおくる”を呼吸が戻るまで繰り返します。

また、このときに心臓も動いていない場合は、猫を仰向けにして両脇あたりを心臓をはさむようにして1分間に30回圧迫します。

人工呼吸と心臓マッサージを交互に行いましょう。

感電

好奇心旺盛な猫は、コンセントなどで遊んで感電してしまうことがあります。

コンセントが差し込まれたまま猫に触れてしまうと、飼い主さんも感電してしまうので、必ずコンセントを抜いてから応急処置を行いましょう。

もし、呼吸と心臓が停止している場合は、人工呼吸と心臓マッサージが必要となってきます。

また、呼吸や脈が早いときは気道を確保するために、猫を寝かせた状態で口を開けて舌をひっぱり出してください。

その後、すぐに動物病院へ連れて行きましょう。

 

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