応急処置

猫の応急処置③

2016/07/10

Walk across

image by itchys (Flickr)

 

「思いがけないケガへの準備」の記事でもお話しましたが、猫は室内飼いをしていても誤食をしてしまったり、脱走した際の交通事故などに巻き込まれてしまう可能性があります。

ここでは、ケガの種類別に応急処置の方法についてお話したいと思います。

ただ、応急処置をするにあたって、ひとつだけ気をつけて頂きたいことがあります。

それは、“応急処置をする前に動物病院の指示を仰ぐ”ということです。

自己判断で応急処置をしてしまうと、ケガの悪化につながってしまう場合があるので忘れないようにしましょう。

では、応急処置の方法について紹介していきます。

 

誤食

猫が誤食してしまうものには、輪ゴム、ティッシュ、糸、トイレ砂などが多くみられます。

誤食をして呼吸困難になっている場合は、異物をすぐに取り出す必要があります。

まずは、口を開けて取れそうな場合は、指やピンセットなどで取り出しましょう。

それでも異物が取り出せない場合は、体を抱えて猫を逆さまにし、背中を軽くたたいて吐き出させてみます。

しかし、針などのとがったものや、糸などのひも状のものは無理に取り出そうとすると食道や胃を痛める恐れがあるので、すぐに動物病院に連れて行ってください。

誤食を防ぐために、普段から猫の行動範囲の片付けをしておきましょう。

おぼれた

お風呂で遊んでいたら、湯船に落ちておぼれてしまうということがあります。

そうなってしまった場合は、体から水を出さなければなりません。

猫の腰や後ろ足を持って逆さにし、背中をさすったり体を上下に振って水を吐き出させましょう。

息をしていない場合は、人工呼吸が必要です。

また、寒くて震えている場合は、タオルで体を温めてあげましょう。

けいれん

けいれんが数分以上続く場合は、肝臓病や脳腫瘍の疑いがあります。

タオルや毛布で猫の体を包んでも、けいれんが長く続く場合はすぐに動物病院へ連れて行きましょう。

交通事故

交通事故や高い所から落下してしまった場合、出血している場合は止血をして動物病院に連れて行くのはもちろんですが、見た目には傷がない場合も内臓出血をしている恐れがあるため、なるべく体を動かさないようにして動物病院を受診してください。

その後、数日間は猫をよく観察し、食欲がなかったり、いつもと様子がちがうというときはすぐに獣医師さんに相談しましょう。

 

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