健康管理と病気 動物病院

猫は体調不良を隠そうとする?定期的な健康診断を!

2016/01/19

Miyako hiding under a table

image by Takashi Hososhima (Flickr)

 

猫は、体調不良を隠そうとする性質を持っています。

具合が悪くても元気に見えることがあるので、体調の変化の見極めが難しいでしょう。

その為、年に1回は健康診断を受診しておくと安心です。

シニア猫の仲間入りをする7歳以降は、年に2回以上は健康診断を受けることをお勧めします。

ここでは、健康診断で行う主な検査内容について紹介したいと思います。

 

問診

人間の健康診断と同様、まずは問診があります。

言葉を話せない猫を診察する上で獣医師さんが頼りにしているのは、飼い主さんからの情報です。

飼い主さんは、猫の代わりに説明できるよう、普段の様子や健康状態で気になることなどを的確に伝えられるようにしておきましょう。

 

体重測定

体重測定では、以前の体重との差を比較します。

大きな増減がなければ大丈夫でしょう。

ただ、肥満の場合は獣医師さんから説明があるはずなので、今後どうしていけばよいか相談しながら改善していきましょう。

 

身体検査

目、耳、口、毛並みなどに異常がないか目で見て確認すると共に、触診によってリンパ節の腫れやしこり、むくみなどがないかチェックします。

また、聴診では心音、腸音、肺音を聞いて異常の有無を確認してもらいましょう。

 

血液検査

血液検査では、貧血、炎症、感染などの有無を調べます。

また、腎臓、肝臓、ホルモンなどに異常がないかも確認してもらいましょう。

 

 

ここまでは、基本的な健康診断の内容を紹介しました。

以下の項目からは、7歳頃を目途に受けるようにするとよいでしょう。

また、猫の様子が今までと異なるなど健康状態が心配なときも受けておくと安心でしょう。

 

レントゲン検査・超音波検査

触診では分からないときに、レントゲン検査によって臓器をチェックします。

心臓、肝臓、胃腸、腎臓、呼吸器、骨、関節などに異常がないか確認してもらいましょう。

そして、レントゲン検査よりももっと内部を調べるためには超音波検査を行います。

臓器の状態、腫瘍があるか、病気の進行度などを超音波検査によって調べることができます。

 

心電図

心電図では、心臓疾患がないか調べます。

不整脈や心肥大などが起きていないかチェックしましょう。

心臓疾患は猫特有のものが多いため、若い猫も受けておくと安心でしょう。

 

糞尿検査

便の検査では、寄生虫感染、腸内細菌、消化吸収などを調べます。

自宅で採取した便を動物病院に持って行く場合は、アルミホイルなどに包み、なるべく新しい便で検査してもらいましょう。

尿の検査では、膀胱炎、尿石症、腎不全などの有無を検査します。

自宅で尿を採取する場合は、トイレ砂のないトイレで排尿させましょう。

 

 

この他にも、眼や歯の検査をすることもできます。

病気の早期発見のために、定期的な健康診断を欠かさないようにしましょう。

 

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