健康管理と病気 子猫の育て方 猫をしつけするときのポイント

「かみグセ」「ひっかきグセ」が原因で、猫から人に病気が感染することもある

2016/01/16

A scratch.

image by Kevin Bowman (Flickr)

 

子猫の頃は、特に「かむ」「ひっかく」といった行動をするでしょう。

これは、単に「遊んでー」と飼い主さんに甘えている場合が多く、一般的には成猫になるに連れて直っていきます。

しかし、あまりにも「かみグセ」や「ひっかきグセ」がひどい場合は、そのまま放置しておくのは危険です。

飼い主さんがケガをしてしまう恐れがありますし、猫にかまれたり、ひっかかれた傷口から人に感染する病気もあるため、やめさせる必要があります。

「かみグセ」「ひっかきグセ」を対処して、ケガや感染病を未然に防げるようにしましょう。

 

「かむ」「ひっかく」をする理由

猫が、飼い主さんに対してかんだり、ひっかいてくるのには理由があるそうです。

かまれたときは、「どうして今かまれたのか」ということを考えてみましょう。

そうすることで、対処法が見えてくるかもしれません。

 

【かむ、ひっかくときの理由】

体調不良 今までかんだりしてこなかった猫がいきなり攻撃的になった場合は、体調不良が考えられます。

体を触られたときに痛むところがあると、かんだりしてくる可能性があるでしょう。

恐怖・緊張 動物病院など、自宅以外の慣れない場所に連れて行くと恐怖や緊張でかんでくることがあります。
要求 ご飯がほしいときや遊んでほしいときにかんでくることがあります。

「かんだらご飯がもらえる」とならないよう、応じないようにしましょう。

イライラしている 特に、ブラッシングなど体のケアをしているときに反抗してくることがあります。

「かむ」「ひっかく」以外に、シッポを動かしていたら非常にイライラしている証拠なので、一度ブラッシングは終わりにしましょう。

狩猟本能 猫はハンターなので、動いているものにかみついてしまう狩猟本能があります。

飼い主さんの髪が長い場合は、かみついてくることがあるでしょう。

また、歩いているときなどにも獲物と間違えてかんでくることがあります。

 

猫から人に病気が感染する場合も・・・

猫からかまれたり、ひっかかれたりしたことが原因で、人に感染する病気もあります。

万が一、攻撃を受けて傷を負ってしまった場合は、すぐに傷口を洗い、アルコール消毒してください。

念のため病院を受診すると安心でしょう。

また、猫の爪を定期的に切るなど、予防をしておくことも大切です。

 

猫から人に感染する病気にはいくつかありますが、その中でも、「かまれる」「ひっかかれる」ことが原因の感染病には次のようなものがあります。

病名 人の症状 猫の症状
猫ひっかき病 ・リンパ節腫脹

・発熱

など

無症状

 

 

パスツレラ症 ・発熱

・出血

・黄疸

・血尿

・気管支炎

・肺炎

など

・無症状

・呼吸器症状

 

 

 

 

 

 

かみグセをやめさせる方法

ひっかかれることは爪を切ることで予防できますが、かまれることはそうはいきませんよね。

しかし、残念ながら「完璧にかみグセを直すにはこれ!」といった方法はないそうなのです・・・。

 

ただ、効果があると言われている方法には、かまれた瞬間に「ダメ!」「コラ!」などと大声で叱るというものがあります。

大きな声に驚いて、かむことをやめる可能性が高いでしょう。

このとき、絶対に体をたたくなどの体罰はやめてください。

 

また、他の方法としては、頻繁にかまれるところに猫が嫌いなニオイ(柑橘系、辛いものなど)をつけておくと、直るケースもあるそうです。

効果は猫によって様々です。

愛猫に合った方法を見つけていきましょう。

 

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